2018/10/20、21
直伝合宿 & 信州直伝 後期 第4回
10/20(土)、21(日)と長野県伊那市
国立信州高遠青少年自然の家に おいて【 直伝合宿 】と【 信州直伝 第4回 】が行われました。
横須賀組は横須賀中央駅を朝6:30に出発。京急電鉄、高速バスを
乗り継ぎ長野へ。そこから峠を上り、山の上にある自然の家に着き ました。茅野市内はそうでもなかったのですが、自然の家は標高が
高いためすでに紅葉が始まっており木の葉が色づいていました。 まずは合宿の特別稽古、柿澤師範の直接指導による「組手講座」が
行われました。圧倒的筋肉に目が行ってしまう柿澤師範ですが、その
内容は“いかに効率な組手の稽古を行うか”ということを考えぬいた
非常に理論的なもので、1時間半ほどの稽古でしたが皆メキメキと 組手技術を高めていきました。この理論を実践できるほどの稽古を
積んだものがいれば11月の全日本大会で台風の目になるのでは ないでしょうか。
次に行われたのが宗家による「試割りセミナー」 宗家に直接 アドバイスをいただきながら試割りに挑戦しました。初めて試割りに
挑戦する黄色帯の稽古生もおり、なかなか割れない場面もあり ましたが、宗家から声をかけていただき皆やりきることができました。
その後はロッジに移り、皆で親睦を深め、一緒に風呂にも入りました。
自然の家の食堂はバイキング形式で、皆お代わりをしてお腹いっぱい
美味しいご飯をいただきました。稽古以外でも楽しい思い出ができた のではないでしょうか。
夜になると山の上は非常に冷え込み、10月ですが暖房をつけて生活
するほど。朝になると昨日降った小雨がしみ込んだデッキは凍り付き、 吐く息は白く、外は一面 霜で真っ白になっていました。
翌日は合宿組に信州直伝のメンバーが合流。青少年自然の家の プレイルームにて【 信州直伝 第4回 】が行われました。
午前中は飯田宗家代行の指導の下、型「十手」「半月」「王冠」「慈恩」
を行いました。型稽古の最後には黒帯をリーダーに分科会を行い、
今回の型の復習を行いました。開手型は動きの意味を理解することが
大切になりますが、黒帯が中心となって細かく指導してくれたことにより
緑帯・黄色帯の稽古生もこの部分が良く理解できたように思います。
午後からは「自由構えからの基本」を小宮山師範に指導していただき、 その後
小宮山師範・柿澤師範の審判の元、「ただ技を出し合うのでは
なく、間合いを読みあい、攻撃をもらわず相手を攻撃をする」ということに
意識を置き、試合形式の組手稽古でその成果を確認しました。参加者は
試合毎に両師範からアドバイスをもらい、それぞれの特徴を活かしながら 技術を深めていきました。
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