2019/11/24 峰丈流
全日本選手権大会
11月24日(日) 長野県 辰野町民体育館にて【 峰丈流 全日本選手権大会 】が 行われました。今回、横須賀支部からは7月の関東地区選考会で全日本への切符を
勝ち取った14名の選手が参加。各地で行われた選考会を勝ち残った選手だけが
出場できる全日本選手権の舞台で、全国の峰丈流の選手たちと競いあってきました。
年々とレベルの上がる全日本選手権ですが、今年は型の部で幼年の部の選手から
すでに立ち方の基本をしっかりと押さえた素晴らしい型を行っており、どのクラスも
非常にレベルの高い試合でした。組手の部でも小さいクラスの試合からしっかりとした
技と技のぶつかり合いで非常に見ごたえのある試合ばかりでした。ただ、力の付いて
くる中学生〜一般の部では戦い方の雑な部分が見え「大会を機にもう一度基本に
戻り稽古を積んでほしい」と宗家からお言葉をいただきました。
そんな中、横須賀支部は全日本チャンピオン2名を含む7名の入賞者を出すことが 出来ました。選手だけでなく、審判・大会スタッフ、応援の皆さんを含めた参加者 全ての思いが感動を呼んだ、まさに“全日本”の名にふさわしい大会となりました。
大会の後日には、当日 来賓に来ていただいた辰野町教育長の宮澤様から
お手紙をいただき、峰丈流の大会の精神性の高さ・武道性を褒めていただきました。 こちらも併せて掲載させていただきます。
拝啓
今年もいよいよ残り十日余りとなりました。過日は峰丈流護身武道空手道選手権
大会の開催、誠におめでとうございました。今回の大会も私は一時間程度で失礼
いたしましたが、立派にできたものと確信しております。
私は今回、特に保護者の姿に感動いたしました。我が子が晴れの舞台で「勝つ」
「負ける」という事は一大事です。しかし親として誰一人、我が子の試合を見て歓喜の
声をあげたり喜びを体で表現しない、逆に悔しさや判定への不満を示す者も
だれ一人いない。この姿勢は「人を大事にする」「人としての生き方」を、我が子と
共に保護者も学び、共に成長している証です。
どうかこれからも人づくりという一本芯を通して指導に当たっている貴連盟には、
空手道の真髄をさらに拡めていただければと思います。私はそのような姿勢の
貴連盟に大いに期待しています。これからも益々のご発展を祈念致します。 ありがとうございました。
敬具
辰野町教育長 宮澤和徳
|
|
|