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   峰丈流では、どの年代でも同じ内容の稽古を行っています。なので、同じ時間帯に
  いろいろな年代の 稽古生が集まり、同じ空間で一緒に稽古する
ことが可能です。
   これにより、大きい子が小さい子の面倒をみてあげる、小さい子は大きい子の姿を
  真似て動きを覚えていく、大人が子どもたちに声をかけ応援してあげる…などの機会が
  多く生まれます。
   これは現在失われてきている「年代を越えたコミュニケーション」や「上下関係」、
  「助け合いの心」など学ぶ貴重な場
になると思います。
   横須賀支部では稽古時間・会場により、各クラスが合同で稽古を行っています。
 
   峰丈流では「一人ひとりに合わせた指導」を心がけていますが、横須賀支部では
  クラスごとにも指導の目安を定めています。

幼年 クラス    /  小学 低学年 クラス  /  小学 高学年 クラス
中学生 クラス  /  高校・一般 クラス  /  リーダース クラス  /   直伝 クラス

             




○ 幼年 クラス


   まずはみんなと一緒に動いて、体を動かす楽しさを学びます。
  道場では、指導員や年上の先輩、幼稚園とは違う仲間たち。多くの人と触れ合います。
  その中で、「コミュニケーション能力」が育ちます。
   「礼節」(挨拶や返事、人の話を聞く、きちんと並ぶ、靴をそろえたり自分の服はたたむ)
  を通して、生活の基本が身に付くことも大きな特徴の一つです。

   親御さんから見て、通っているのにあまり変化が無いからと心配しないでください。
  この年代から始めた子は、小学生になると一気に成長します。
  まずは毎週休まず道場に通うことを目標に、応援してあげて下さい。


 
○ 小学 低学年 クラス


   「元気に大きな声を出して稽古をする」 これがこのクラスの一番の目標です。
  大きな声は元気が出ます。力がつきます。体も強くなり、自信もつきます。

   武道の技にも、仲良く安全に稽古をするためにも、礼儀作法にも、決められた
  ルールがあります。ルールを守ることで強くなっていきます。「ルールを守る大切さ」を
  感じてください。
   また、稽古は楽しいだけではなく、時には根気や忍耐力も必要になります。
  「苦手なことにも挑戦できる」「頑張っている自分はすごいと自信が持てる」
  体だけでなく、このような心の成長も目指しています。


 
○ 小学 高学年 クラス


   このクラスでは自分で目標を立て、それに向かって稽古をします。小さな目標を
  1つずつクリアしていくことで「自分の壁」を越える力がつき、「大きな夢」に向かって
  進む力を育てます。

   また高学年になると先輩として見本をみせたり号令をかけて小さい子の面倒をみる
  機会も増えます。それを通して自尊心とリーダーシップを育てます。
  心も体も大きく鍛え、道場でも生活でも活かせる「人間力」を身につけます。


 
○ 中学生 クラス


   忙しい中学生活の中でも「自分が自分らしく。生きることを楽しめる」
  そのための心と体の強さを身につけることを目指しています。

   稽古の中では「物事の大切なポイント」をつかむ力を養われます。鍛えられた心と体は、
  勉強にも部活にも役に立つ
はずです。
   道場の引き締まった空気はメリハリのある生活を作り、仲間と一緒に稽古をすることで
  人のつながりを感じられる感性を育てます。

   中学生になると体も大人に近づいてきます。武道の本当の面白さがわかり始めるのは
  ここからです。武道を通して人としての「本当の強さ」を手に入れてください。


 
○ 高校・一般 クラス


   武道では色々な力が身に付きます。運動不足解消、ストレス解消、自分自身を鍛え
  成長させる、試合で自分の力を試したい、日常生活と違う場で新しい自分に挑戦したい、
  自分や家族の身を守る…それぞれの目指す目的に合わせた稽古をすることができます。

   また、世代を越え一緒に汗を流す仲間とは、普段の生活では味わえない一体感が生まれ、
  仲間の姿からも色々なものを学ぶことができます。大人になってからの学びは、自分の
  心を新鮮な気持ちにさせてくれます。
それも面白さの
1つです。

 
○ リーダース クラス

   「もっと稽古したい」「今日やらなかった稽古もしてみたい」という意欲のある
  稽古生
のための通常稽古終了後に行われる特別稽古です。希望者はだれでも
  
参加することができます。
 
   ここでは稽古生が希望した稽古、指導員が稽古生の成長度に合わせ選択した稽古、
  または通常稽古ではなかなか行う機会の少ない稽古など、より深く武道を学ぶための
  稽古を行っています。
   「わからないところがあるのでもっと詳しく教えてほしい」「進級審査会の前に
  試験課題の特訓をしたい」「組手の稽古もしたい」「もっと型を覚えたい」といった
  稽古生はぜひ参加してみてはどうでしょう。
   師範・指導員や黒帯の先輩たちに直接稽古をつけてもらえるチャンスもある
  かもしれません。


○ 直伝 クラス

   月に一度、総本部より宗家、宗家代行に来ていただき、直接指導を受けることが
  できるのが、この「 直伝 」クラスです。 
   「 直伝 」は強くなるためだけの稽古ではなく、「護身武道」を理解し、正確な技と
  武道知識、精神力や人間性を身につける
ことを重点に置いています。
   なので、「レべルアップを目指す黒帯・茶帯の上級者」、「道場指導員を目指す者」
  以外にも「やる気のある稽古生」は参加することができます。

   意識の高い先輩たちと一緒に、総本部の先生方の直接指導を受ける。その貴重な
  経験が皆さんを大きく成長させてくれるはずです。

              (なお、参加には各道場指導員の推薦が必要となります。)
    

 

 



  幼年クラス〜一般クラスまで、同じ稽古を行います。
  「筋力がつけば、より力を込めて稽古ができ、さらに筋力がつく」「技の要点をつかむことでより
 正確な技を出せるようになる」…など、同じ稽古を続けていても成長に伴い、今の自分に必要な
 力をつける ことができるところが、武道の特徴の一つです。


  「時間を守ること」も大事な武道の稽古です。
 稽古開始時間の5分前集合を心がけましょう。

  まずは稽古が始まる前にみんなで集まり、準備体操を
 すませておきます。
  準備体操は怪我をしないように筋肉を伸ばすとともに、
 大きな声で数を数えて「声の準備体操」、
 いつもの自分から道場の自分に気持ちを切り替える
 ための「心の準備体操」の意味もあります。


  “礼に始まり、礼に終わる” まず稽古の最初は整列、
 正座をし、目を閉じ「黙想」をします。
 
  武道では殴る・蹴るを稽古します。集中力を欠いて
 いては怪我につながる危険性が潜んでいます。
  ここで稽古に対して気持ちを向け、心を落ち着けてから
 稽古に入りましょう。

  正面に礼をし、指導員が今日の課題を伝えます。


 「基本稽古」(その場基本)

  全ての基礎となるのがこの基本の稽古です。
  その場で手技・受け技・蹴り技を反復します。
  繰り返し技を出すことで体が技を覚え、自然と技が
 出せるようになっていきます。

  大きな声で1本ずつ「気合」を出しながら技を出すことで、
 力強い技が出せるようになり、心肺能力も鍛えられます。


 「移動基本」

  この稽古では体重移動や足さばき、武道特有の立ち方
 の稽古を行います。
  その場基本で行った技を腰を落として移動しながら行う
 ことにより、 バランス感覚や、全ての土台となる足腰の
 鍛錬をします。

  足腰が強くなることで力や体力がつき、それにともない
 集中力も増していきます。


 「約束組手」

  二人一組で行なう稽古方法で、攻撃側と反撃側に
 分かれて決められた技を交互に稽古します。

  今まで稽古してきた技を実際に相手に向かって
 出すことで、技のタイミングや使い方、相手との距離
 =「間合い」を学びます。


 「自由構えからの基本」(コンビネーション)

  今まで行ってきた伝統的な基本稽古は、体に武道の
 動きを覚えこませ、武道を行うための肉体を作るための
 ものでした。

  ここではそれを使い、実際に戦うための方法=
 「技の応用」を稽古します。 攻撃・防御をすぐにできる
 構えから、素早く技を出していきます。


 「型 稽古」

  
武道には古くから受け継がれる「型」という稽古法が
 あります。
  これは実践を想定し、基本を組み合わせ作られた
 もので、“型は基本の集大成”と言われています。

  この稽古を繰り返すことで今まで行ってきた基本の
 動作を確認し、より深く理解すると共に、武道の動きを
 さらに体に覚えさせ、自在に扱えるようになります。



 「身の丈 徳育講座」

  
峰丈流では「文武両道」を目指しています。これは
 体や技だけではなく、心や考える力も鍛えようという
 ことです。
  徳育ではみんなで輪になって、お題に対して自由に
 意見を出し合い、「考える」・「発表する」・「共感する」ことで
 「生き抜く為の力=人間力」を育てています。

  これは峰丈流の最も大きな特色と言えます。
     ※ 詳しい内容 ⇒ 「峰丈流とは…」



  最後に正座・黙想をし、高ぶった気持ちを落ち着けます。

  道場には「道場訓」「少年訓」という約束事があります。
 これを全員で唱和し、自分の心に誓いを立てます。

  指導員から今日の稽古がどうだったか一言いただき
 礼をして稽古は終了になります。

  一緒に稽古をした先輩たちが握手をしてアドバイスを
 くれます。これを胸に、家での自主稽古も頑張ってください。

 



 
   上記の稽古のほかにも、その日の稽古の進み方や稽古生の成長、タイミングなどによって
  下記のような稽古も行っています。
   また下記の稽古を行いたいときは、稽古終了後に指導員に声をかけて稽古をつけてもらったり、
  リーダースクラスに参加することでいつでも稽古することができます。


 「ミット稽古」

  実際に物を叩くことで、技を当てる感覚や力を込める
 タイミング、距離感やバランスを身につける稽古です。

  ストレス解消にもなり楽しい稽古ですが、やり方によって
 技のフォーム確認や体力をつけるスタミナトレーニング、
 ミットの持ち手はディフェンスを覚える稽古にもなります。

  子どもたちが大好きな稽古の一つです。


 「自由組手」(スパーリング)

  実際に相手と身体でぶつかり合い戦う稽古を「組手」と
 いいます。修行を積み基礎を身につけ準備ができた者は
 この組手に挑戦します。
  痛みを知ることで他人の痛みがわかるようになります。
 怖いこと、嫌なことから逃げない勇気を持つこともできます。
  しかし怪我をして、稽古ができなくなっては本末転倒です。
 そこでサポーター・防具をつけ指導員が見守る中で組手を
 行うよう指導しています。このことで比較的安全に組手を
 行えるよう工夫しています。

 

 「柔術・護身術」

  日本古来から伝わる人体構造を利用した武術で、
 重心の移動で相手を倒したり、関節を極めて相手を
 捕縛します。体の小さい者でも大きな相手を制することが
 できることが特徴です。
  古くから伝わる「型」を2人で組になり繰り返し稽古する
 ことで、技の理合いを理解し身につけていきます。
  “傷つけず、傷つかず” 護身術としても使えますが
 実際も場面で身を守るためにはしっかりとした修行と
 経験が必要です。


 「剣術・武器術」

  武器の扱いを知ることで武器の特徴を学び、武器を
 持った相手に対処する方法を学ぶことを一番の目的と
 しています。
  また武器を扱うことで体の使い方を確認したり、姿勢や
 間合い感覚も身につけることができます。

  剣術を中心に、ヌンチャクや手裏剣術などがあります。

  


 「補強・筋トレ」

  基本的には武道の稽古の中で必要な筋肉を養って
 いきます。しかし“技は力の中にあり”という言葉もある
 ように、技をもっと効果的に使うためには力をつける
 ことも方法の一つです。
  補強運動で武道に必要な筋力を補助的に鍛えます。

  「もっと体を鍛えたい」という人は、指導員に相談すれば
 筋トレの方法もアドバイスしてもらえます。


 「柔軟・ストレッチ」

  柔軟性をつけることで怪我をしにくい体を作ることが
 できます。また柔軟性が高いと、バランスもとりやすく
 もっと自由に体を動かすことも可能です。
  
  またストレッチをすることで姿勢がよくなり体が楽に
 なったり、疲れがとれやすくなる効果もあるので、
 大人の方にはおすすめです。
 やり方を覚え、毎日家で行うと高い効果が得られます。

 

 

 
 

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NPO法人 国際護身武道協会