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2016/12/18
関東直伝 後期 第6回
【
関東直伝 後期 】の第6回が、12月18日(日) 横須賀アリーナ 第1体育室にて行われ ました。今回は山田峰丈宗家・上垣外師範代に加え、急遽
北澤師範・木下師範代も 来てくださり、豪華な講師陣での今期最後の直伝となりました。
今期の直伝最終回【特別稽古】は、「最も大切なものは基本!!」ということで、より深く
基本に触れることで、基本の大切さを改めて理解する直伝となりました。
普段できているつもりになっている基本稽古ですが、宗家の指導を受け気づかされる
ことが沢山ありました。技の中に「気を抜いて動きだけになってしまっている」ところが
あること。狙う位置の意識・確認など「技の正確さが全く足りない」こと。「気合いの出し方
1つで技のキレが変わる」こと。腰が砕けて立っていることが普通になってしまっている…
など「意識が届いていない体の部分、使い方がまだ沢山ある」こと。他にもまだまだ基本
稽古の中で鍛えられるところが多くあり、普段の稽古を見直すだけでも強くなれることを
教えて頂きました。直伝参加者も、まだまだ普段の稽古に対する集中力・真剣さが足り
ないことを実感し、武道の奥深さに少し触れることができたのではないでしょうか。
午後からは午前中の基本の動作をそのまま活かした「組手構えからのセーフティー
ポイントルール(伝統空手)の組手稽古」や、移動基本の追い突き・回って下段払いを
そのまま使う「基本1〜4」の型、「太極上段〜下段」、その発展形である「平安初段」と、
午後も基本の大切さを感じることのできる稽古を行いました。最後にここまで行った 【基本】に忠実に開手型「観空 大」「観空
小」を行い、本年の直伝を終了しました。 空手を稽古する上で何が一番大切なのか…参加したメンバーは意識が変わる貴重な
経験になったのではないでしょうか。
すでに来年の直伝の募集が始まっています。多くの稽古生にも直伝に参加してもらい
このような貴重な経験を通じて、より空手が好きになってほしいですね。そして、今期の
直伝参加者は続けて参加し、より武道の深い部分に興味をもって欲しいと思います。 【 H29 関東直伝
】への申込み、お待ちしています。
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2016/12/3
12月 横須賀支部 進級審査会
12月3日(土)、横須賀アリーナ 第1体育室において【 12月 横須賀支部 進級審査会】 が、翌4日(日)に久里浜 南体育館において【2次審査会】が行われました。
今回の審査では各教室でリーダーとしてみんなを引っ張ってくれている5・6年生の
成長が大きかったように思います。高学年として春からこれまでリーダーとしてみんなの
見本となり、自分のためだけでなく、みんなのために責任を果たして稽古してきたことが
この大きな成長につながったのだと思います。 新たに課題として見えきたのは筋力やスタミナ、打たれ強さといった「体の強さ」、
闘争心や負けん気、気配を感じたり危険をいち早く察知するといった「戦うための心」、
そして敵から目を離さない集中力や敵をイメージする・予測するといった「他への意識」
…そういった「戦うために必要な力」であると思います。意識がつき、基礎ができてきた
上級生が中心となって組手の稽古にももっと力を入れていくことが必要だと感じました。
今年ももう終わろうとしています。年が明ければ、もう入学や新学期、新しい環境に
むけて準備をする季節が始まります。新年に合わせ新しい目標・計画を立て、周りの人
にそれを相談しながらより具体的なものに煮詰めていってもらえればと思います。
審査は「今の自分を確認し、次の目標を見つける」ための場でもあると思います。
来年も新たな目標を胸に頑張っていきましょう。次回の審査でも皆さんの成長した姿が 見られるのを楽しみにしています。
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本審査 午前の部 白帯〜黄帯 審査 |
本審査 午前の部 緑帯〜茶帯 審査 |
二次審査 |
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2016/11/27
峰丈流 全日本選手権大会
11月27日(日) 長野県 辰野町民体育館にて【 第8回 峰丈流 全日本選手権大会 】 が行われました。今回、横須賀支部からは初参加のメンバー3名を加えた総勢8名の
選手が参加。日頃稽古で鍛えた心技体を使い、組手の部・型の部で全国の峰丈流の 選手たちと競いあってきました。
そんな中、峯岸瀬奈さんが「中学・高校女子 組手の部」で優勝、さらに「中高一般 型の部」でも準優勝。「小学4年生以上
型の部」で峯岸 心くんが敢闘賞に輝きました。 二人とも何度も大会に参加し、大会経験が豊富です。日頃の稽古の成果はもちろん
ですが、積み重ねた大会経験値と退会に参加し続けたことによって培った自信も 受賞の大きな要因だと思います。
今回、緊張で実力を十分に発揮できなかった選手も大会参加を重ねることで緊張
を乗り越える力を得ることができると思います。ぜひ今回の経験を糧に更に稽古を
積み、来年の大会で活躍してもらいたいと思います。
遠い中、会場まで同行してくださった保護者の皆様、お疲れさまでした。皆様の
協力のおかげで、選手達は貴重な経験を得ることができました。本当にありがとう ございました。
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2016/11/20
関東直伝 後期 第5回
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関東直伝 後期 】の第5回が、11月20日(日) 横須賀アリーナ 第1体育室にて行われ ました。今回は山田峰丈宗家、上垣外師範代に来ていただき、午前中は開手型の予定
でしたが、まだ型をよく理解できていない者が多かったことと、選手権大会に参加する
者が多くいたこともあり、予定を変更して前に行った「平安初段〜五段」をより詳しく稽古
しました。「型は順番を覚えればいいというものではなく、基本通りの体の使い方で基本
通りの技をだし、型を通して技の理解を深め、効果的な身体操作を身につけることに
意味がある」…平安の型は基本で稽古しているままの技の動きがほとんどで、平安の
型を全てできるようになれば開手型も理解できるようになる、大切な型だと教えていた だきました。
午後からは木刀をもって剣術の稽古と、二人組になっての柔術の稽古を行いました。
普段行わない稽古のため少年部のメンバーには理解が難しいところがあるかと思い
ますが小さいうちから見て技のさわりだけでも触れることで年が大きくなってからの
習得のスピードが変わってくると思います。ぜひ長く直伝を続け、中高一般の先輩が
見せてくれたような剣術・柔術も身につけてほしいですね。
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2016/10/30
峰丈流 秋季 昇段審査会
10月30日(日)総本部道場にておいて「秋季 昇段審査会」が行われました。
そして、横須賀支部より新たに2名の黒帯が誕生しました。
2人とも中学3年生。高校受験を控えていますが、これまでの稽古の成果と 受験勉強で忙しい中でも自分で稽古時間をつくり自主トレで追い込んだ結果、
見事合格しました。 晴れて黒帯となった一太くん、裕輝くん、おめでとうございます!今後も益々
稽古に、そして後輩の指導に励んで下さい。
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国際護身武道協会 少年部 初段 宮原 一太(中3)
押忍
10月から初段になりました、宮原一太です。
この空手(護身武道)を習い始めてから、9年目で、初段・黒帯と
いう大きな節目を迎えることができました。初段の審査というだけ
あって、とても大変で、きついこともありました。しかし、この審査を
通して自分自身がひとまわり成長できました。 ですが、まだまだな所もあるので、この節目を新たなスタートと
して、よりいっそう精進していきたいと思います。 押忍
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国際護身武道協会 少年部 初段 三堀 裕輝(中3)
押忍
この度は昇段審査を受けさせてもらい、ありがとうございました。
いろんな有段者の方々と関わらせてもらって、とても凄いなと思って
いました。しかし、いざ審査を受けてみると思う通りにならないこと
ばかりで、自分がまだまだなのを知るばかりの審査でした。
今振り返ってみると、それらの殆どが私生活にも関わっている
ことに気が付きました。なので、日頃の稽古は勿論、私生活も昇段
したということを意識していきたいと思います。 最後に今回の昇段審査の練習をしてくれたり、審査当日に昇段
審査を作ってくれて本当にありがとうございます。これからもよろしく
お願い致します。 押忍 |
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2016/10/29
自然体験デイキャンプ
10月29日(土)田浦青少年自然の家にて【 横須賀支部 自然体験デイキャンプ 】 が行われました。 今回は小さい子から大人まで気軽に参加してもらえるよう日帰りでの計画でした。
あいにく各学校の行事と重なり「残念ながら参加できない」という稽古生が何人も いましたが、それでも20名以上の参加者が集まりにぎやかなイベントとなりました。
田浦駅から食材を分担して持ちながら山を登り、保護者の方に教えてもらいながら 火をおこし、ご飯を炊き、豚汁を作り、炭火で丸焼きにしたお肉に大興奮。帰りは
アスレチックでしっかり体を動かしてから下山してきました。天気もよく、秋の空気を
丸一日、満喫できたデイキャンプとなりました。 小さい子の参加もありましたが先輩たちが一緒に隣で歩いてくれ、弱音もはかず
最後まで自分で歩ききることができました。すごいですね。 保護者の方の協力のお陰で子ども達の思い出に残る安全で楽しいイベントが
できました。ご協力ありがとうございました。
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保護者の方に教えてもらいながら 「豚汁 & おにぎり」作り |
外でのご飯は一味違う みんな、いつもより食べる食べる |
炭火で焼いたお肉は美味しい 塊のまま、丸焼きで☆ |
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武道家らしく、最後の 片付けまでしっかりと |
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2016/10/23
関東直伝 後期 第4回
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関東直伝 後期 】の第4回が、10月23日(日) 横須賀アリーナ 第1体育室にて行われ ました。今回は原宗家代行に来ていただき、午前中は開手型の「十手(ジッテ)」・「半月
(ハンゲツ)」・「王冠(ワンカン)」・「慈恩(ジオン)」の稽古行い、午後からは「組手稽古」 を行いました。
開手型では基本稽古の中には出てこない応用の技が使われているため、なかなか
型が極まらない者が多くみられました。しかし、型の本質はそこにはないのだと原宗家
代行は指導してくださいました。「型の出来は立ち方で決まる。立ち方の稽古は確かに
キツイ稽古。しかし、それを通じて心と体を鍛えるための稽古でもある。サボっていると
サボった動きを体が覚える。キツイ稽古をすればしっかりした動きを体が覚える。」
前回の直伝の「移動基本」に引き続き、“立ち方”の稽古の重要さをわかりやすく指導 して下さいました。
また、「自分一人で稽古をすることも大切。正しい動きができていればみんなで行う
道場稽古より更に自信がつき、自主トレで間違えて稽古していた部分があったとしても
道場稽古で間違いに気づき正解の動きがハッキリわかる。」と、組手・型ともに家での
“自主トレ”の重要性も指導してくださいました。 11月末に行われる『峰丈流
全日本選手権大会』には横須賀支部からも8名の選手が
参加し、その中に直伝のメンバーが何人もいます。今回の直伝で学んだことを活かし、 活躍してくれることを期待ています。
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2016/9/17
9月 横須賀支部 進級審査会
9月17日(土)、横須賀アリーナ 第1体育室において【 9月 横須賀支部 進級審査会】が
翌18日(日)に久里浜 南体育館において【2次審査会】が行われました。
今回の審査会は上の帯の子の成長が目につきました。前回よりも自分自身で課題と
向き合い稽古する姿がみられ、その成果が動きにも表れていたと思います。技術面では
まだまだ課題は見えましたが、精神面では大きく前進したように思います。
帯を付け替えた稽古生の顔触れを見ると、とてもたくましくなり、各教室とも層が厚く
なってきて嬉しく思います。「全日本選手権大会」「関東地区演武会」といったイベントも
控えています。力をつけてきた皆にはそういって場所にチャレンジし、ぜひ力試しを してもらいたいですね。
これから新しい稽古生が入ってくる季節になります。新入生にそのたくましくなった
後姿を見せていってほしいです。そのことで、それを見本とする新入生が頑張るだけ
でなく、先輩となった自分自身を更に成長させてくれるはずです。
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本審査 午前の部 白帯〜黄帯 審査 |
本審査 午前の部 緑帯〜茶帯 審査 |
二次審査 |
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2016/9/11
関東直伝 後期 第3回
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関東直伝 後期 】の第3回が、9月11日(日) 横須賀アリーナ 第2体育室にて行われ ました。今回は飯田宗家代行に来ていただき、午前中は「平安初段〜五段」「天生」の
型の稽古を、午後からは「その場基本 足技」・「移動基本」・「約束組手」を学びました。
直伝の中で下半身を多く使い最もきつい回となる今回。気候も急に涼しくなり、夏バテ
気味の者や体調不良の者も出ていました。それによって気が抜けてしまうメンバーも
いたのですが、いつも優しい飯田宗家代行から厳しい激が飛び、それによって気を 引き締め直伝にのぞんでいました。今の社会では親以外で本気で怒ってくれる大人も
少なくなりました。“厳しい注意を受け、気を引き締めて頑張る”という機会は貴重な 経験になったと思います。
その反面、繰り返し直伝を受けているメンバーには、学年が小さくても平気で最後まで
直伝をやり切れるようになっているメンバーもいます。長く続けることで肉体的なスタミナ
はもちろん、精神的なスタミナも養われているのが確認でき、嬉しく思いました。
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